僕の癖としてそういう医療器械などにいうにいわれぬ愛着を感じるのですね。
おもちゃの様に、しょっちゅう持ちあるいていたのですよ。
で、其注射器によって、長吉の腕からと、私の腕からと、両方合せて茶碗に一杯程の血潮を取り、それを海綿で以て板の間へぬりつけた訳なのです。
僕の癖としてそういう医療器械などにいうにいわれぬ愛着を感じるのですね。
おもちゃの様に、しょっちゅう持ちあるいていたのですよ。
で、其注射器によって、長吉の腕からと、私の腕からと、両方合せて茶碗に一杯程の血潮を取り、それを海綿で以て板の間へぬりつけた訳なのです。