江戸川乱歩 『湖畔亭事件』 あの晩の怪しい人影は僕はわざと隠していましたけれど、風呂番の三造だったのです。 彼が宿の主人の財布を落して行ったのは、前にもいった彼の盗癖から考えてさして驚くにも当らぬことですが、おかしいのは中にあった五百円です。 主人は自分の金だといいます。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア