江戸川乱歩 『湖畔亭事件』 人の寐静まった頃を見はからい、トランクをこわしては、少しずつ焼き捨てて行くのです。 僕は現にそれを隙見していたのですが、まさか対岸の村まで獣皮の匂いが漂って行こうとは思いませんでした。 いうまでもなく、これが死体を焼く匂いと間違えられた訳です。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア