江戸川乱歩 『一寸法師』 そこにたたずんでいたのは、可哀相な一寸法師だった。 十歳位の子供の胴体の上に、借物の様な立派やかな大人の顔がのっかっていた。 それが生人形の様にすまし込んで彼を見返しているのが、甚だしく滑稽にも奇怪にも感じられた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア