江戸川乱歩 『一寸法師』 その頃主人の部屋へ入る者は、夫人の百合枝と、小間使のお雪が三度の御給仕に出る位のものだった。 山野夫人は、不気味な木箱の贈物を見てから、まるで病人の様になって、居間にとじこもっていた。 夕食の時間になっても、茶の間へ顔を出さなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア