江戸川乱歩 『一寸法師』 ふと何か聞えた様に思って、耳をそばだてると、遠くの方から力ない赤ん坊の泣き声が聞えて来たりした。 紋三はこの数日、長い間の倦怠をのがれて、可なり緊張した気持を味うことが出来た。 彼はやっとこの世に生がいを見出した様に思った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア