江戸川乱歩 『一寸法師』 ふすまを一杯に開くと、次の茶の間らしい部屋へ踏込んで、奥の間との境のふすまを開けて見た。 そこに一人の汚ならしい老婆が、ハッと居眠りからさめた様なとぼけた顔をして坐っていた。 「アラマア、ちっとも存じませんで、どなた様でございます」 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア