江戸川乱歩 『一寸法師』 だが、階下には外に狭い台所がある切りでどこにも人影は見えなかった。 彼は老婆が止めるのも聞かないで、二階へ上って行った。 今にもだれかに怒鳴りつけられるかと、身構えさえして階段を上ったが、不思議なことには、そこにも人の気勢はなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア