三千子さんの書斎の棚の上に、首だけの青い像がのっていたというのだ。
それには厚い台座がついていたので、投げつければ、当り所が悪ければ、人を気絶させることも、場合によっては殺すことも出来るだろう。
山野夫人の部屋の押入れから出た石膏のかけらには、恐しく血痕がついていたのだから、台座の角が頭に当って、被害者は脳震盪を起したものに相違ない。
三千子さんの書斎の棚の上に、首だけの青い像がのっていたというのだ。
それには厚い台座がついていたので、投げつければ、当り所が悪ければ、人を気絶させることも、場合によっては殺すことも出来るだろう。
山野夫人の部屋の押入れから出た石膏のかけらには、恐しく血痕がついていたのだから、台座の角が頭に当って、被害者は脳震盪を起したものに相違ない。