江戸川乱歩 『一寸法師』 遠くの安全燈の光は、五重の塔の表側の方にさえほとんど届かないのだから、その裏の木の下暗には無論影さえもない。 公園中での魔所といってもよかった。 不思議なことには、その辺では巡回のサーベルの音も、一晩に二三回位しか聞えないのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア