江戸川乱歩 『一寸法師』 それがほとんど十分間も絶えては続き、絶えては続きしていたが、五重の塔の大きな扉がそろそろと開いて、その真黒な口の中から、二人の青年が忍び出た。 二人共荒い飛白の着物を着て、学生帽を冠っていた。 「誰だい。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア