江戸川乱歩 『一寸法師』 塔の縁の下に隠れていた背広の男は、後に残った浮浪人共に見つからぬ様に反対の側からはいだして、一寸法師の跡を追った。 六区を抜けて広い通りに出ると、深夜ながら威勢のいい野次馬が、チラホラかけだしていた。 軒にたたずんで赤い空を眺めている人々もあった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア