外の商家ではすっかり戸を締切って、軒燈の外には何の光も漏れていないのに、このみすぼらしいショーウインドウだけが、戸もないのか、路上に夢の様な光の縞を投ているのが、一層物凄い感じを与えた。
背広の男は、青ざめた顔で、その不思議な家を眺め廻した。
彼は一寸法師がこんなところへ入ったことを意外に思っている様子だった。
外の商家ではすっかり戸を締切って、軒燈の外には何の光も漏れていないのに、このみすぼらしいショーウインドウだけが、戸もないのか、路上に夢の様な光の縞を投ているのが、一層物凄い感じを与えた。
背広の男は、青ざめた顔で、その不思議な家を眺め廻した。
彼は一寸法師がこんなところへ入ったことを意外に思っている様子だった。