江戸川乱歩 『一寸法師』 そしてそこに見張りをしていた刑事が駈出すのを見送ると、一瞬間、ぼんやりと突っ立っていた。 明智の跡を追って屋根に上ったものか、ここに止まって山野夫人の介抱をしたものかと迷ったのだ。 夫人は彼の足許にうつ伏して死んだ様に身動きもしない。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア