江戸川乱歩 『人間豹』 人は恋を得て、心も空に浮き立っていた。 だが、咲きほこる花の蔭にこそ、おどろおどろしきあやかしの黒い風が待ち構えているものだ。 彼がその存在をふと忘れた時にこそ、魔性のものは彼のすぐうしろにたたずんでいるのだ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア