「ウン、あっちの方から聞こえてきたようだね」
二人は足音を盗んで、それとおぼしき道具置場の細い通路へはいって行った。
藪畳をかきさがしたり、書き割を動かしてみたりして、抜け目なく眼をくばりながら、グルッと一巡したけれど、どこの隅にも人影らしいものもない。
「ウン、あっちの方から聞こえてきたようだね」
二人は足音を盗んで、それとおぼしき道具置場の細い通路へはいって行った。
藪畳をかきさがしたり、書き割を動かしてみたりして、抜け目なく眼をくばりながら、グルッと一巡したけれど、どこの隅にも人影らしいものもない。