江戸川乱歩 『人間豹』 同時に、仏像の体内に隠れていたものが、眼の前に暴露された。 まっ黒な人影が、スックと立ち上がって、こちらを睨みつけたまま、逃げだそうともしない。 その男の顔のあたりに、燐のように底光りのする二つの丸いものが、じっと動かなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア