だが、雨戸をくって、ヒョイとそとを覗くと、彼は驚きのあまり、思わず蒲団の上に飛びしさった。
そこには、降りそそぐ月光を背に受けて、思いもよらぬ恐ろしい物の姿が、じっとこちらをうかがっていたのだ。
そのものの輪郭を縁取る毛は、月光のために銀色にかがやいて見えた。
だが、雨戸をくって、ヒョイとそとを覗くと、彼は驚きのあまり、思わず蒲団の上に飛びしさった。
そこには、降りそそぐ月光を背に受けて、思いもよらぬ恐ろしい物の姿が、じっとこちらをうかがっていたのだ。
そのものの輪郭を縁取る毛は、月光のために銀色にかがやいて見えた。