江戸川乱歩 『人間豹』 老人は車をとめて、少しのあいだ考えごとをしていたが、やがて懐中から手帳を取り出すと、その紙を破り取って鉛筆で何かしたため、それを運転手に渡しながら、 「この手紙をね、ここの家の玄関の戸の隙間から、ソッと投げ込んでくるのじゃ。 よいかな。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア