それを運んできた運送店へ、夜の白々明けに一台の自動車がとまって、神谷芳雄の所書きを示し、これをすぐに届けてくれと依頼されたとのことである。
贈り物というのは、大型のシナカバンを縦に二つつないだほどの大きな木箱で、その蓋の上には、熨斗屋の看板みたいなでっかい熨斗をはりつけ、胴中を、これも水引屋の看板みたいなべら棒に大きな水引でくくってあった。
「大きい花瓶かなんかじゃありませんか」
それを運んできた運送店へ、夜の白々明けに一台の自動車がとまって、神谷芳雄の所書きを示し、これをすぐに届けてくれと依頼されたとのことである。
贈り物というのは、大型のシナカバンを縦に二つつないだほどの大きな木箱で、その蓋の上には、熨斗屋の看板みたいなでっかい熨斗をはりつけ、胴中を、これも水引屋の看板みたいなべら棒に大きな水引でくくってあった。
「大きい花瓶かなんかじゃありませんか」