贈り物というのは、大型のシナカバンを縦に二つつないだほどの大きな木箱で、その蓋の上には、熨斗屋の看板みたいなでっかい熨斗をはりつけ、胴中を、これも水引屋の看板みたいなべら棒に大きな水引でくくってあった。
「大きい花瓶かなんかじゃありませんか」
運送屋がそんなことを言って帰ったものだから、つい油断をして、心当たりはないけれど、会社関係の人からの贈り物かもしれんと、書生に手伝わせてひらいて見たのだが……
贈り物というのは、大型のシナカバンを縦に二つつないだほどの大きな木箱で、その蓋の上には、熨斗屋の看板みたいなでっかい熨斗をはりつけ、胴中を、これも水引屋の看板みたいなべら棒に大きな水引でくくってあった。
「大きい花瓶かなんかじゃありませんか」
運送屋がそんなことを言って帰ったものだから、つい油断をして、心当たりはないけれど、会社関係の人からの贈り物かもしれんと、書生に手伝わせてひらいて見たのだが……