江戸川乱歩 『人間豹』 門のそとは淋しいといっても、時々はタクシーの通る往来だ。 まさか門のあたりに隠れているはずはあるまいと、わざとその安全な方角を選んで、彼はノコノコと歩いて行った。 だが、敷石道を五、六歩行くと、もう恐ろしくて歩けなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア