だが、それはのちのお話である。
じっと辛抱して、暗闇をさまよいつづけているうちに、とうとう手ごたえがあった。
ボロボロの着物を着た、はだしの乞食みたいな男が、闇の中から浮き出してきて、しばらくのあいだ、じっと彼の方をすかして見ていたかと思うと、いきなりツカツカと近づいてきて、彼に、何か紙切れみたいなものを手渡すのであった。
だが、それはのちのお話である。
じっと辛抱して、暗闇をさまよいつづけているうちに、とうとう手ごたえがあった。
ボロボロの着物を着た、はだしの乞食みたいな男が、闇の中から浮き出してきて、しばらくのあいだ、じっと彼の方をすかして見ていたかと思うと、いきなりツカツカと近づいてきて、彼に、何か紙切れみたいなものを手渡すのであった。