江戸川乱歩 『人間豹』 彼はその異様な表情のまま廻れ右をして、ツカツカと書斎へはいって行った。 そして、そこの卓上電話を握ると、いきなり受話器をはずして、けもののようにピクピク動く薄い耳たぶにあてがった。 (モシモシ、モシモシ、僕だよ、僕だよ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア