夏目漱石 『虞美人草』 横たえた竿は取り直されて、肩より高く両の手が揚がると共に舟はぐうと廻った。 この獣奴と突き離す竿の先から、岩の裾を尺も余さず斜めに滑って、舟は向うへ落ち出した。 「どうしても夢窓国師より上等だ」と宗近君は落ちながら云う。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア