江戸川乱歩 『人間豹』 その二天門の敷石に、一人のむさくるしいいざりの乞食が、夜詣りの人を目当てに、まだ店を張っていた。 「ああ、こいつに聞いてみたら、見覚えているかもしれない」 明智は独りごとを言いながら、その乞食のそばへ近づいて行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア