江戸川乱歩 『人間豹』 明智と恒川氏はそんなことを言いながら、二人の刑事といっしょに元の二天門へと引っ返した。 そこの敷石にはさいぜんのいざり乞食が、まだ慾張って店を出していた。 明智はふと心づいて、ポケットの小銭を探り、彼の前の面桶に投げ入れて通りすぎた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア