江戸川乱歩 『暗黒星』 それから三日のあいだは、別段のこともなく過ぎ去った。 綾子はあれ以来、自室にこもって神妙にしているし、塔の窓に怪しい光りもののするようなことも起こらなかった。 一郎の胸の傷も案外経過がよく、二、三日もすれば繃帯が取れるほど肉が上がっていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア