一郎はさらに、天井を見廻したり、ジュウタンをめくって床板を調べたりしたが、秘密の出入口があるようにも見えなかった。
伊志田氏もおくればせにはいってきて、鞠子の死骸を抱き上げていた。
さすがの伊志田氏も、矢つぎ早におそいかかる不幸に、すっかりうちのめされているように見えた。
一郎はさらに、天井を見廻したり、ジュウタンをめくって床板を調べたりしたが、秘密の出入口があるようにも見えなかった。
伊志田氏もおくればせにはいってきて、鞠子の死骸を抱き上げていた。
さすがの伊志田氏も、矢つぎ早におそいかかる不幸に、すっかりうちのめされているように見えた。