江戸川乱歩 『暗黒星』 明智は気の毒そうに一郎の美しい顔を見た。 「えっ、じゃあ、まだほかにも何かあるんですか」 「湯殿の事件の時にね、僕はあの覆面のやつを空き部屋の中へ追いつめて、面と向き合ったのだが、その時、またヘリオトロープの匂いが烈しく僕の鼻を打ったのだよ」 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア