江戸川乱歩 『暗黒星』 病院で明智が伊志田一郎に、塔の合図の見張りをさせてあると語ったのは、この小林少年のことであった。 小林はきのうもおとといも、同じ場所に宵から夜明けまで、辛抱強い見張りをつづけていた。 だが、円塔の窓にはいっこうそれらしい光も見えないのであった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア