小林少年は、闇の中から、じっと双方の光り物を観察していたが、両方とも「信号終り」という調子で消えてしまったので、今こそとばかり、原っぱの隅の家の方へ歩き出した。
相手に見とがめられては大変なので、闇とはいえ、身をかがめ、地物を伝うようにして、ソロソロとその方へ近づいて行った。
ところが、そうして二十歩ほども歩いた時である。
小林少年は、闇の中から、じっと双方の光り物を観察していたが、両方とも「信号終り」という調子で消えてしまったので、今こそとばかり、原っぱの隅の家の方へ歩き出した。
相手に見とがめられては大変なので、闇とはいえ、身をかがめ、地物を伝うようにして、ソロソロとその方へ近づいて行った。
ところが、そうして二十歩ほども歩いた時である。