庄太郎は不良青年というほどではなかったが、どこか風変りなところがあって、時々勤め先を休んでフラッとどこかへ遊びに行くことがあり、また夜遅く外出することも珍しくなかったという。
家にいる時は本ばかり読んでいて、悪友というようなものもなく、これまで悪い噂も立てられたことはないということであった。
庄太郎の部屋の本箱を覗いてみると、主としてフランス物の翻訳文学書がギッシリ詰まっていた。
庄太郎は不良青年というほどではなかったが、どこか風変りなところがあって、時々勤め先を休んでフラッとどこかへ遊びに行くことがあり、また夜遅く外出することも珍しくなかったという。
家にいる時は本ばかり読んでいて、悪友というようなものもなく、これまで悪い噂も立てられたことはないということであった。
庄太郎の部屋の本箱を覗いてみると、主としてフランス物の翻訳文学書がギッシリ詰まっていた。