伊志田氏はむろん喜んで承諾した。
妻を失い、鞠子を失い、今また一郎と綾子が行方不明となって、残るは老母と伊志田氏とただ二人、さすが強情な伊志田氏も、茫然自失、なすところを知らぬていであった。
三島刑事は、伊志田氏の案内によって、犯罪現場の庭から、円塔内部の各階、一郎、綾子の寝室と、順序よく調べて行ったが、ゆうべ同様、何一つ手掛りらしいものを発見することはできなかった。
伊志田氏はむろん喜んで承諾した。
妻を失い、鞠子を失い、今また一郎と綾子が行方不明となって、残るは老母と伊志田氏とただ二人、さすが強情な伊志田氏も、茫然自失、なすところを知らぬていであった。
三島刑事は、伊志田氏の案内によって、犯罪現場の庭から、円塔内部の各階、一郎、綾子の寝室と、順序よく調べて行ったが、ゆうべ同様、何一つ手掛りらしいものを発見することはできなかった。