江戸川乱歩 『暗黒星』 土間に立って名刺を出すと、五十あまりの番頭が、うやうやしく式台にうずくまった。 三島刑事は声を低くして、綾子の人相風体を告げ、ゆうべ遅くそういう娘が泊まらなかったかと訊ねた。 「へえ、そのお方なら、お泊まりでございますが、何か……」 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア