僕のうしろからついてきたまえ」
北森氏は懐中電燈をうしろの三島刑事に持たせ、自分はピストルを握って、大胆にも闇の地下道へと這いこんで行った。
懐中電燈で照らしてみると、上下左右とも石で畳んだ細い地下道で、余ほど年代のたったものとみえ、石畳はところどころくずれているし、一面に黴とも苔ともつかぬものが生え、なんともいえぬしめっぽい土の匂いが鼻をつく。
僕のうしろからついてきたまえ」
北森氏は懐中電燈をうしろの三島刑事に持たせ、自分はピストルを握って、大胆にも闇の地下道へと這いこんで行った。
懐中電燈で照らしてみると、上下左右とも石で畳んだ細い地下道で、余ほど年代のたったものとみえ、石畳はところどころくずれているし、一面に黴とも苔ともつかぬものが生え、なんともいえぬしめっぽい土の匂いが鼻をつく。