江戸川乱歩 『暗黒星』 用心に用心をしながら這い進んで行くと、ふと懐中電燈の淡い光が、一間ほど向こうにうごめいている黒いものの姿を照らし出した。 怪物のマントであった。 足を隠すほど長いインバネスの裾が、石畳の上をすって、ズンズン向こうへ這って行く。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア