北森氏は思わず笑い声を立てたが、すぐ思いなおしたようにまじめな顔になって、もっとも重要な点に触れて行った。
「それで、綾子さんが犯人でないことはよくわかったのですが、すると真犯人はいったい何者でしょう。
僕はなんだか、いよいよ迷路の中に追い込まれたような気がするんだが、明智君、君はこの点についても、何かわれわれの知らない材料を握っているんじゃありませんか」
北森氏は思わず笑い声を立てたが、すぐ思いなおしたようにまじめな顔になって、もっとも重要な点に触れて行った。
「それで、綾子さんが犯人でないことはよくわかったのですが、すると真犯人はいったい何者でしょう。
僕はなんだか、いよいよ迷路の中に追い込まれたような気がするんだが、明智君、君はこの点についても、何かわれわれの知らない材料を握っているんじゃありませんか」