非常なお年よりだから、犯人が問題にしなかったのかもしれないが、まるであの方だけ家族の一員でないかのような取扱いを受けている。
一方、これとは逆に、もっともしばしば犯人に狙われたのは一郎君、君だ。
まっ先に短刀で刺されたのも君だし、その後も、麻酔剤を嗅がされて一と晩じゅう物置き部屋にころがっていたり、そうかと思うと、ゆうべは古井戸の底に投げ込まれていた。
非常なお年よりだから、犯人が問題にしなかったのかもしれないが、まるであの方だけ家族の一員でないかのような取扱いを受けている。
一方、これとは逆に、もっともしばしば犯人に狙われたのは一郎君、君だ。
まっ先に短刀で刺されたのも君だし、その後も、麻酔剤を嗅がされて一と晩じゅう物置き部屋にころがっていたり、そうかと思うと、ゆうべは古井戸の底に投げ込まれていた。