江戸川乱歩 『月と手袋』 二階の正面の窓にあかりが見えていた。 股野の書斎である。 黄色いカーテンで隠されていたが、太い鼈甲縁の目がねをかけ、ベレー帽に茶色のジャンパーを着た、いやみな股野が、そこにいることが想像された。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア