そして、芳江のグニャグニャした身体の代りに、ポッカリと口を開いた、もう一つの出入口にぶつかった。
一方口で寝室だとばかり思込んでいたのは、飛んだ間違いで、その部屋には外に出口があったのだ。
半狂乱の愛之助は、暗闇の部屋から部屋へと、人の気色を探して、うろつき廻った。
そして、芳江のグニャグニャした身体の代りに、ポッカリと口を開いた、もう一つの出入口にぶつかった。
一方口で寝室だとばかり思込んでいたのは、飛んだ間違いで、その部屋には外に出口があったのだ。
半狂乱の愛之助は、暗闇の部屋から部屋へと、人の気色を探して、うろつき廻った。