夜更けの街燈の目立つ、ガランとした町を二三町歩くと、一軒のバーが、まだ営業していたので、そこへ這入って、洋酒と日本酒をチャンポンに、したたか飲んだ。
そして、何か愚図愚図訳の分らぬことを呟きながら、女給に追い立てられるまで、腰を据えていた。
「そんなに呑みたいんなら、吉原土手へ行けばいい、あすこなら朝までだって呑めるんだから」
夜更けの街燈の目立つ、ガランとした町を二三町歩くと、一軒のバーが、まだ営業していたので、そこへ這入って、洋酒と日本酒をチャンポンに、したたか飲んだ。
そして、何か愚図愚図訳の分らぬことを呟きながら、女給に追い立てられるまで、腰を据えていた。
「そんなに呑みたいんなら、吉原土手へ行けばいい、あすこなら朝までだって呑めるんだから」