江戸川乱歩 『猟奇の果』 彼はそんなことを呟きながら、又ゴロリと仰向きになると、あぶら臭い蒲団の襟に顔を埋めた。 泥の様にすて鉢な気持である。 だが、やがて思いもかけぬ幸福の風が、彼の人臭い寝床を見舞った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア