江戸川乱歩 『猟奇の果』 だが、見慣れた少年は何とも思わない。 それよりも水底の雑物の間に、何か舟の仲間への御土産になる様な品物が落ちていないかと、息の続く限り、泥の間を泳ぎ廻っていた。 ふと見ると、五六間向うの泥の中に生えて、ヒラヒラしている白いものが目についた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア