この指環です」
品川は机の上に置かれた瓶に顔をよせて、暫く眺めていたが、防腐液が濁っていて、ハッキリ分らぬので、警部に断って、瓶を窓際に持って行き、蓋を取って、暫くの間綿密に検べていたが、見極めがついたのか、元の席に戻ると、やや蒼ざめた顔をして、
「やっぱりそうでした。
この指環です」
品川は机の上に置かれた瓶に顔をよせて、暫く眺めていたが、防腐液が濁っていて、ハッキリ分らぬので、警部に断って、瓶を窓際に持って行き、蓋を取って、暫くの間綿密に検べていたが、見極めがついたのか、元の席に戻ると、やや蒼ざめた顔をして、
「やっぱりそうでした。