江戸川乱歩 『猟奇の果』 品川氏は一寸不快な顔になって、ツカツカとドアの所へ立って行き、それを開いて編輯所の方へ声をかけた。 「山田君、山田君、一寸来てくれ給え」 呼ばれてやって来た山田という社員は、さい前警部の前にお茶を運んで、立去り際に妙な咳をした男であった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア