江戸川乱歩 『猟奇の果』 その刹那、赤松総監の頭に「死体」という観念がひらめいた。 すると、トランクの蓋をすかして、その中に丸くなっている、不気味な血だらけの肉塊が、まざまざと見えて来る様に思われる。 流石の総監も、少々顔の筋を固くしないではいられなかった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア