江戸川乱歩 『猟奇の果』 無論最初は恐れを為して、窓をしめようとさえしたけれど、その次の瞬間には、持前の異常な慈悲心が、ムクムクと頭をもたげて来た。 美禰子さんは、乞食娘が近づいて来るのをじっと待構えていた。 こんな際に使用する最も慈悲深い言葉を頭の中で探しながら。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア