江戸川乱歩 『猟奇の果』 乞食は図に乗ってそんなことまで云い出したが、美禰子さんは却って面白がって女学校の仮装会のことなど思出しながら、乞食の云うがままに、顔一面眉墨を塗らせさえした。 二人はすっかり扮装を終って、肩を並べて鏡の前に立った。 「どう見たって、分らないわね。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア