江戸川乱歩 『影男』 ふたりの夫人は、がらんとした応接間のイスに腰かけて、不安な顔を見合わせていた。 十五分もたったであろうか、突然応接間のドアがひらいて、ひとりの男がはいってきた。 ふたりの夫人は、それを見るとまっさおになり、目が眼窩から飛び出すほど大きくなった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア